「投資信託って、実際どれくらい増えるの?」
「積立を続けると、将来どのくらいになっているの?」
これがわからないと、なかなか一歩が踏み出しづらいですよね。
そこでこの記事では、投資信託がどれくらい増えるのかを、
初心者でもイメージしやすいように シンプルなシミュレーション で解説します。
投資信託は「複利」で増えていく
複利とは、
増えた利益が次の利益を生む仕組み のこと。
雪だるまのように、時間が経つほど加速して資産が育つイメージです。
長く続けるほど複利の効果が強く働きます。
月1万円の積立は将来いくらになる?(平均リターンで計算)
一般的に、全世界株式や米国株式(S&P500)の
長期平均リターンは 年4〜7% といわれています。
ここでは、中間値の 5% で試算します。
月1万円を20年積み立てた場合
元本:240万円
最終:約398万円(+158万円)
月1万円を30年積み立てた場合
元本:360万円
最終:約697万円(+337万円)
30年の差は大きく、
「複利が加速して効いている」
のがよくわかります。
月3万円の積立ならどうなる?
働き方や家計に余裕が出たら、月3万円も視野に入ります。
月3万円 × 30年(年5%)
元本:1,080万円
最終:約2,090万円(+1,010万円)
老後資金の大きな柱になります。
ボーナスなしでも「時間を味方にすれば」大きく増える
投資信託は、
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特別な才能
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難しい知識
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一度に大金
がなくても始められます。
その代わり、
“時間” をしっかり活用することが大切です。
早く始めるほど複利が効くため、
「今の金額が少ない」よりも
「いつ始めたか」のほうが大きく影響します。
投資信託の増え方は「市場選び」で変わる
同じ金額を積み立てても、投資先の成長力で結果は大きく変わります。
初心者に向いているのはこの2つ。
全世界株式(オルカン)
→ 世界全体の成長に乗れる。安定感バツグン。
米国株式(S&P500)
→ 世界トップ企業が多く、成長力が大きい。
この2つが、長期積立の“王道中の王道”です。
投資信託を買うには証券口座が必要です
積立シミュレーションを見て
「やってみたい」と感じたら、
まずは証券口座を作る必要があります。
初心者に向いているのは次の3社。
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SBI証券(投信が最も豊富)
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楽天証券(操作が簡単+ポイント貯まる)
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三菱UFJ eスマート証券(Pontaポイント対応)
まとめ:投資信託は“時間をかけるほど大きく育つ”
投資信託で資産が増える理由は、
「複利の力」が働くからです。
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月1万円でも20〜30年で大きく育つ
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早く始めるほど複利が効く
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全世界株 or S&P500なら初心者でも始めやすい
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難しいことをしなくても、積立を続けるだけでOK
まずは無理のない金額(1,000円〜1万円)から
コツコツ続けていくのが、最も確実で安全な方法です。
