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手数料(信託報酬)の見方ガイド|初心者が必ず知っておきたい“投資信託のコスト”をわかりやすく解説

投資信託を選ぶうえで、もっとも大事なのが 手数料(信託報酬) です。
これを理解できているかどうかで、将来の資産の伸びが大きく変わります。

この記事では、投資初心者が知っておくべき「手数料の種類」「見方」「失敗しない基準」をシンプルに解説します。

手数料(信託報酬)とは“運用のために毎年かかるコスト”のこと

投資信託には「信託報酬」と呼ばれる手数料がかかります。
これは プロが運用するための費用 のようなもので、投資信託の中から自動的に引かれます。

あなたが直接支払うのではなく、投信の価格(基準価額)から差し引かれる仕組みです。

手数料が資産に与える影響はかなり大きい

たとえば、100万円を20年間運用した場合:

  • 手数料 0.1% → ほぼ気にならない

  • 手数料 1.0% → 20年後には数十万円の差になる

長期で投資するほど、手数料の差がそのまま資産の差につながります。

だからこそ、初心者こそ「低コストの投信」を選ぶことがとても大切です。

手数料の種類は3つだけ

投信の手数料は複雑に見えますが、実は次の3つだけです。

① 買う時の手数料(購入手数料)

最近のインデックス投信はほぼ0円(ノーロード)
購入時に取られないのが一般的です。

② 持っている間の手数料(信託報酬)

→ もっとも重要
運用中に毎年かかる費用で、投信の価格に含まれています。

初心者が見るべきは「信託報酬」のここだけでOKです。

③ 売る時の手数料(信託財産留保額)

→ ほとんどの人気投信では ゼロ
気にする必要はありません。

信託報酬の見るポイント

投信のページを見ると、次のように書かれています。

例:
信託報酬:年 0.0968%(税込)

初心者が見るべきはたった1点だけ。

0.2%以下かどうか?

安いと判断する目安です。

新NISA向けの投信なら“0.1%前後”が普通

とくに以下のシリーズは業界トップクラスの低コストです。

  • eMAXIS Slim

  • SBI・Vシリーズ

  • 楽天インデックスシリーズ

これらは 0.1%前後 が多く、長期投資と相性抜群。

手数料が高い投信は避けたほうがいい?

一概には言えませんが、初心者は以下のタイプを避けたほうが安全です。

  • 手数料 1% に近い投信

  • テーマ型(AI、ロボットなど)

  • アクティブファンド(高コストが多い)

これらは市場平均に勝つのが難しく、手数料分だけ不利になることもあります。

初心者は「低コスト投信=正義」でOK

投信選びで失敗しないための考え方はとてもシンプル。

手数料が安いものを選ぶ
インデックスファンドを選ぶ

これだけで、投信選びはほぼ失敗しません。

具体的におすすめの“低コスト投信”

手数料が安く、初心者向けとして間違いない商品。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

  • SBI・V・S&P500

  • 楽天・全米株式インデックスファンド

どれも信託報酬が低く、長期の積立に向いています。

投資信託を買うには証券口座が必要です

インデックス投信はネット証券で簡単に買えます。

おすすめ証券会社

  • SBI証券(低コスト投信が豊富)

  • 楽天証券(楽天ポイントが使える)

  • 三菱UFJ eスマート証券(Pontaユーザー向け)

SBI証券楽天証券三菱UFJ eスマート証券

まとめ:手数料の低い投信を選ぶだけで勝率は上がる

手数料(信託報酬)は、投信選びで最重要ポイントです。

  • 0.2%以下なら優秀

  • 0.1%前後なら業界最安クラス

  • 手数料の差は長期で大きな差になる

  • 人気シリーズはほぼ全て低コスト

  • 低コスト × インデックス が初心者の最適解

これを押さえておけば、投資信託選びで大きな失敗を避けられます。

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よっしー
投資や資産形成に関する基礎知識を、初心者の方にもわかりやすく解説することを目的としています。自身の資産形成の経験をもとに、投資初心者が安心して学べるような情報発信を心がけています。