投資信託は種類が多くて、最初はどれを選べばいいのか迷ってしまいがちです。
ですが、実は初心者が注意すべきポイントは 5つだけ。
この記事では、投資初心者でも迷わず選べるように「見るべきポイント」だけをわかりやすく解説します。
① インデックスファンドを選ぶ(最優先)
初心者は インデックスファンド(市場全体に連動する投信) を選ぶのが失敗しにくい方法です。
理由
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世界やアメリカ市場の成長にそのまま乗れる
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銘柄選びに失敗しにくい
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長期で安定しやすい
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手数料が安い
特に人気なのは次の2つ。
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全世界株式(オルカン)
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米国株式(S&P500)
投資信託を選ぶうえで、まずここを押さえておけば十分です。
② 手数料(信託報酬)が低いものを選ぶ
投資信託には運用中の手数料(信託報酬)がかかります。
この手数料が高いと、長期で見たときに資産の伸びが大きく変わります。
✔ 目安
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0.2%以下 → 優秀
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0.1%前後 → ほぼ最安クラス
人気のeMAXIS Slimシリーズはこの水準に収まっています。
初心者は「手数料が安いもの」を選ぶだけで、失敗する確率を大きく減らせます。
③ 純資産が大きい(安定している)
投資信託は 純資産が大きい=多くの人に選ばれている=安心できる と考えてOKです。
目安
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1,000億円以上 → 安定性が高い
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5,000億円以上 → トップクラス
大きな純資産がある投信は運用が安定しやすく、急に終わるリスクも低くなります。
④ 長期で右肩上がりの市場に投資しているか?
初心者が投資信託を選ぶうえで、もっとも大事なのは 市場の成長性 です。
おすすめ市場
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全世界株式(世界全体の成長に広く乗れる)
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米国株式(圧倒的な企業力と長期の成長実績)
反対に、以下は初心者には少し難しめ。
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新興国単体
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日本株単体
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テーマ型(AI・ロボットなど)
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アクティブ型をいきなり選ぶ
まずは王道の市場を選ぶことで、無駄なく資産を増やせます。
⑤ 長期で積立しやすいかどうか
投資信託は 長期の積立を前提に作られた商品 です。
初心者は、「ずっと積立しやすいか」を基準にすると失敗しにくくなります。
たとえば、
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価格の上下が激しすぎない
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手数料が安い
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世界・米国など成長市場に投資している
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信頼できる運用会社が運営している
こういった条件が揃う投信は“長く続けても安心”です。
初心者が選ぶ投信は、この3つから選べばOK
投資信託が多すぎて迷う人は、次の3つのどれかを選んでおけば失敗しません。
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eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
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SBI・V・S&P500
この3つは新NISAでも圧倒的人気で、実績・手数料・信頼性すべて合格点。
「どうしても迷う…」という人は、オルカンを選べば間違いありません。
投資信託を買うためには、証券口座が必要です
まだ口座がない人は、以下の証券会社から選ぶのがおすすめです。
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SBI証券 → 低コスト投信が豊富
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楽天証券 → 楽天ポイント活用でお得
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三菱UFJ eスマート証券 → au・Pontaユーザー向け
まとめ:投資信託選びは「シンプルな基準」で十分
初心者が失敗しないための選び方はとてもシンプルです。
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インデックスを選ぶ
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手数料が低いものを選ぶ
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純資産が大きいものを選ぶ
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世界・米国など成長市場に投資するものを選ぶ
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長期で積立しやすいものを選ぶ
この基準に沿う投資信託なら、長期で安心して続けられます。
